ようやく寒気を覚える気候になってきました。 で、夜の晩酌が進む料理を作ってみました。私の出生地である西三河地方の庶民の郷土料理です。 若い頃、私は三河の田舎風土が嫌いで、あまり食べなかったのですが、今は好きな料理となりました。不思議なことです。 簡単・格安な健康食なので、一度チャレンジしていただけたら幸いです。 「煮味噌」と彼の地では呼びます。 スーパーMなどで赤だしの味噌を用意してください。(それぞれの地域で好まれる味噌は違いますが、本場の八丁味噌はまた格別です。この豆味噌を作るときに樽の上部に溜まるのが、たまり醤油です) 具材は、油揚げ、白菜、大根、玉ねぎ、キノコ類、こんにゃく、豚バラ肉(細切れでもOKですが、バラ肉の方が何故かおいしいのです)油揚げは少し多めに用意してください。 野菜類は小指大に切り揃えます。 あとは、鍋や土鍋に水を張り、出汁昆布を加え、具材を並べ、そこに赤だし味噌を塊りで置いて、あとはグツグツ煮込んでたぎらせたら完成。味噌の加減は、みそ汁よりも3割ほど濃いめにします。 私はほのかに甘いのが好みなので、味醂を大匙一杯ほど加えています。 煮込みながら味わうなら、足らなくなった野菜は補充して煮込んでいけばいいのです。 いかがでしょう?そこそこ楽しめましたでしょうか? 一度赤だしの味噌で味わって、こんなものかと解ったなら、次には皆さんの好みの味噌で応用されてみると、それはそれで味の違いが楽しめます。 それではまた、サヨナラ、サヨナラ・・・・。