話は、再び昨年末に戻る。
グランプリを終えて5日後の12月28日。2歳2000mのG1ホープフルSの日。
ついに生まれて初めてWin5を的中した。
Win5というのは、指定された5Rの1着馬をすべて的中させる馬券である。いつもは、余りにも難易度が高いので、どうせ当たるわけがないと考えて(競馬という勝負は何が起こるか判らないという側面もある)、これまでは遊びで5度ほどしか購入したことはなかった。
しかしこの日は、有馬記念の日からのキャリーオーバーが発生していて、昼過ぎから見ていたGC(グリーンチャンネル)のキャスターが、「今日はWin5は見逃せません」と煽るものだから、よしそれならと、興味半分で購入してみた。
Win5は、それなりの軍資金を用意して大量買いでもしなければ、なかなか高額な配当は得られない馬券だ。的中は唯1点だけと踏まえて、できるだけ絞って購入する私には、最も似つかわしくない馬券でもある。
だからこの日も、中山メインのホープフルSはM.デムーロ騎乗のサートゥルナーリアに決め、中山12Rはどうせ勝つのはM.デムーロかルメールだと絞り、阪神の10Rは松山シンギュラリティと藤岡祐ジェシー、11Rは笹田厩舎の藤岡祐ロードアルペジオと四位エテルナミノル、12Rは川田フィアーノロマーノと吉田隼人メイショウカズヒメを選んだ。単位は、今日はホープフルSで馬連と3連単を買うつもりなので、まあ100円でいいかと納得した。
点数で言えば、2×1×2×2×2=16。16点×100円で合計1600円。清貧に生きる私であっても、この程度は競馬の為に捨ててかかれるというものだ。
M.デムーロ・サートゥルナーリアが突き抜けて、2着ルメール・アドマイヤジャスタ、3着勝浦ニシノディジーでホープフルSが終わったとき、人気サイドの決着ではあったが、このレースの馬連と3連単を仕留めていた私は、幸運な2018年競馬の締めくくりとなった。
が、「待てよ、そう言えばまだWin5を買っていたな」と想い出し、確認してみると、ここまでは無事に通過していた。
後は4時05分の中山12Rと、4時25分の阪神12Rだけである。中山最終Rは、おそらくM.デムーロかルメールが締めてくれるだろうし、阪神の最終Rは余程のことがない限り川田フィアーノロマーノが勝つだろう。阪神最終レースでメイショウカズヒメが踏ん張り切ったら面白いことになるけれど、まあそれはないだろうな・・・。
時計が4時05分を1分35秒2過ぎたとき、M.デムーロ・レジーナドーロが1着でゴールインした。
後は、もう川田様のフィアーノロマーノが順調に勝つのを待てばいい。できるなら吉田隼人様のメイショウカズヒメに張り切って欲しい気持ちも大きかったが・・・。
4時25分が1分21秒4過ぎたとき、川田フィアーノロマーノが堂々と勝ち上がった。ちなみにメイショウカズヒメは直線で馬群に飲み込まれてしまった。
おお、生まれて初めてのWin5制覇 ‼
しかし、しかしである。何とこの日は5R全てが人気馬の1着確保の決着で、その配当は、100円あたり約3万円の少額だったのである。何と・・・せっかくの記念すべきWin5初制覇だったのに・・・。
まあ、結果だから致し方ない。それだけ多くの人たちが幸運を分かち合い、私もその一員になれたということなのだから、素直に喜んでおくとしようか。
明けて1月5日。2019最初の競馬は、中山金杯2000mと京都金杯1600m。
明け8歳のエアアンセムを応援した中山金杯は不適中だったが、その10分後に行われた京都金杯は、田中勝春マイスタイル(2着)から川田パクスアメリカーナへのほぼ1点勝負で的中。初笑いが金杯で実現した。これは幸先がいい。2019年は私の飛躍の年だろう(本当かいな?・・・)
後は、今少し私自身の体調が改善することと、少しばかり気がかりな身辺雑事が整理されれば、言うことはないのだが・・・。はてさてどうなることやら・・・・。
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