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10月, 2019の投稿を表示しています

今宵は鍋を~三州三河の郷土料理

ようやく寒気を覚える気候になってきました。 で、夜の晩酌が進む料理を作ってみました。私の出生地である西三河地方の庶民の郷土料理です。 若い頃、私は三河の田舎風土が嫌いで、あまり食べなかったのですが、今は好きな料理となりました。不思議なことです。 簡単・格安な健康食なので、一度チャレンジしていただけたら幸いです。 「煮味噌」と彼の地では呼びます。 スーパーMなどで赤だしの味噌を用意してください。(それぞれの地域で好まれる味噌は違いますが、本場の八丁味噌はまた格別です。この豆味噌を作るときに樽の上部に溜まるのが、たまり醤油です) 具材は、油揚げ、白菜、大根、玉ねぎ、キノコ類、こんにゃく、豚バラ肉(細切れでもOKですが、バラ肉の方が何故かおいしいのです)油揚げは少し多めに用意してください。 野菜類は小指大に切り揃えます。 あとは、鍋や土鍋に水を張り、出汁昆布を加え、具材を並べ、そこに赤だし味噌を塊りで置いて、あとはグツグツ煮込んでたぎらせたら完成。味噌の加減は、みそ汁よりも3割ほど濃いめにします。 私はほのかに甘いのが好みなので、味醂を大匙一杯ほど加えています。 煮込みながら味わうなら、足らなくなった野菜は補充して煮込んでいけばいいのです。 いかがでしょう?そこそこ楽しめましたでしょうか? 一度赤だしの味噌で味わって、こんなものかと解ったなら、次には皆さんの好みの味噌で応用されてみると、それはそれで味の違いが楽しめます。 それではまた、サヨナラ、サヨナラ・・・・。

変な10月~毎日王冠~秋華賞~菊花賞 その③

明けて10月13日。 台風一過の朝で、青空も戻ってはきたが、台風19号の巻き起こした水害被害の状況は、山では大雨による土砂崩れ、平地では河川の氾濫という形で次第に明らかになってきた。ほんの小さな沢が轟音を立てる濁流に変わって流れ続けていたのを直視していたので、自然を制圧管理したかのような人為的治山治水は、大自然の威圧威力の前には空しいまでに無力であると、平伏すような思いに駆られた。 しかし今日京都では、2歳牝馬最後のクラシックレース秋華賞が、それでも開催される。とにかく家の周囲だけは見回して、大雨に耐えているかを確認して、机の前に戻った。何がどうなっているのか不明なので、念のため車での外出は控えた。 (後で知ったのは、普段使う道では、林道のわきの崖が1か所水に流されて崩れ通行禁止となった。幸いにもそこは町に降りるときに通過する場所ではなかったので、最悪の事態とはならなかった。昔から住む人たちからは、あそこは山が動いている場所だと聞いたことがある。そこに道を通しているのだから、山が歪んだ場所なのだろう。他にも周囲の山の道では多くの場所で崩れたところがあると知った。いずれにせよ先人の記憶による知識は尊いものだ) 午後、刻々と伝えられる大規模な水害被害のTV画面に、100年に一度や1000年に一度の大災害は、私を含めた人間は「それはきっと起こるかも知れない。でも自分が生きている間にはたぶん起こらないに違いない」と、傲慢な楽観にすがって暮らしているのだろうなと思うと、少しばかり心が寒くなって、机の前に戻った。 外出を控えたので、ネット競馬新聞を購入。1Rが60円である。ダウンロードして印刷。京都・秋華賞と特別戦の出馬表は揃った。 9R。秋華賞と同じ2000mの2歳戦の紫菊賞。エピファネイア産駒松山ロールオブサンダーが2:03.4で勝った。前半5Fは63秒2。馬場は稍重まで回復していた。 となれば、3歳牝馬のG1戦なら、今日の馬場で1分59秒後半の闘いになるだろう。そう判断したのだが・・・。 秋華賞のゲートが開いて、1コーナー過ぎまでの攻防。福永ビーチサンバがこの日の秋華賞の様相を決めた。戦前におそらく逃げるだろうと目されていたルメール・コントラチェックに先頭を譲らず、自らレースを支配するペースを創ったのである。こんな意地を主張す

変な10月~毎日王冠~秋華賞~菊花賞 その②

10月6日。身体に芯が入らないような状態で迎えた京都大賞典(芝2400m)と毎日王冠(芝1800m)。 京都大賞典は、三浦エアウィンザーから春天皇賞2着馬デムーロ・グローリーヴェイズ、そして上がり馬浜中シルヴァンシャーに狙いを定めたが、エアウィンザーとグローリーヴェイズ共に差し脚は不発で、結果はごく単調な前残りの競馬に終わり、私には見どころの少ないレースとなってしまった。いや、これも競馬だ。唯一の救いは穴馬シルヴァンシャーが最後に後方から末脚を発揮して3着に押し上げてきたことだけだった。 毎日王冠は、私には津村アエロリット、戸崎ダノンキングリー、福永インディチャンプの3頭立てのレースにしか思えず、アエロ~ダノン~インディとダノン~アエロ~インディの3連単を2点に馬単アエロ=ダノンの裏表を購入してみたが、3連単10倍、馬単4.2倍の配当で、京都大賞典のマイナスを埋めることに成功しただけだった。でもそれでいい。ふらつく身体とボーっとした頭ではそれが精一杯だった。 しかしオッズはともかくゴール前残り1Fからの3頭の攻防は見応えがあった。一度はインディチャンプに抜かれたアエロリットがインから差し返し、そこに斤量有利だったが出遅れたダノンキングリーが強襲してきたのだ。いいレースだった。 その夜、疲れ切った身体で早めに寝ついたが、ひと眠りしてトイレに起きたときが仏凱旋門賞の発走時間だった。GCのライブ中継を見てみたが、名牝エネイブルは凱旋門賞3連覇は果たせずヴァルトガイストの2着。秘かに期待していたキセキも7着。フィエールマンとブラストワンピースは惨敗だった。凱旋門賞のゴールは、日本馬にとっては依然として遥かに遠いものだと思わざるを得なかった。 週が明けて、再度の血液検査とその結果を確かめに病院に行ったが、気になっていた白血球の数値は、何と1万を少し超える程度に下がっていた。となると、この脱力感と左の背中の痛みは何なのだろう?何が原因なのだろう?特に左の背中の痛みは、先週末は背筋辺りが中心だったのだが、今は肩甲骨の下側辺りに痛みが移っている。もう原因不明の身体異常感からは本当に解放されたいものだ・・・。どうだった?と家人から聞かれるので、これから新たにシーズン6が始まる「Doctor-X」を真似して、膵臓癌ステージⅡと言ってみたが、急に態度がよそ

変な10月~毎日王冠~秋華賞~菊花賞 その①

いやはや変な10月の始まりとなった。 10月4日の早朝。突然、身体の不調に見舞われたのだ。朝7時の時点で、体温が38℃に上昇し、左の背中が痛く、倦怠感に襲われてやる気も何も起こらず、気分は沈んだままだった。風邪かひょっとしたらインフルエンザかと疑ったが、寒気はなく、どうもそんな風には思えない。 9時開始の診察時間に合わせてつれ合いにかかりつけの病院まで送ってもらった。足元がふらついて車の運転に自信を持てなかったのだ。 診察が始まって、主治医に状況を伝える。すぐに血液検査とCT検査を指示された。 患者の身で僭越だったが、個人的には何らかの内臓疾患を疑っていた。そうでなければラッキーと思っていた。 血液検査の結果は今日の夕方までには判明するが、CTの画像は検査が終わればすぐに主治医のデスクのパソコンで確かめられるし、画像の写真も診察室に届けられてくる。 結果を教えられるまでは、こんな私でも多少は緊張を覚えたが、幸いにも明らかな異常は画像では確認されなかった。でも全身を襲う症状は確実にある。何よりも生気のない表情と足元のふらつきが、そのことを証明していた。 このまま血液検査の結果が出るまで病院で待つのは身体が持たない。訴えるような視線を向けると、女医である主治医は、「血液検査の結果は私が見て、何かあったら連絡するから、今日は安静にしていてね」と言った。 従うしかなかった。 帰宅して翌朝までベッドで横になっていた。アセロラドリンクやトマトジュースを飲んで、喉を潤した。朝9時前に主治医から電話があった。検査項目の大方は正常値であったが、白血球の数値が3万近くまで上がっていたという。正常値は9000ほどらしい。と言うことなら、身体のどこかに炎症があり、地球防衛軍である白血球が闘っていることになる。 取り合えずまた病院に向かった。今日は何とか運転できた。昨日より少しだけ楽な感じがした。 とは言え、診察を受けても原因がはっきりとして確定診断となることはなかった。まだ原因不明のまま週明けに再度血液検査をすることになった。左の背中の痛みは続いていた。 こんな調子で、土曜はサウジアラビアロイヤルC(2歳マイル戦G3)が1分32秒7のレコードタイムでサリオスが快走したのも流し目でTV画面を追っかけていただけだった。