ついにこの冬の気温変化について行けず、土曜の深夜に寒気を覚え、日曜の昼には、鼻水や咳が止まらずにダウン。
そのまま薬を飲んでベッドから抜け出せなかった。体の芯に力が入らず、頭もフラフラして、寒気が増した日曜の午後。
ふと、体を温めるなら少しだけウィスキーを飲んでみたらどうかと閃いて、即実行。確かに体だけは温まったが、思考能力は停止状態。
横になったまま、やっと眼を開けて、GCで2歳牝馬チャンプ決定戦である阪神JFと香港競馬の実況を眺めたのだった。
頭をフラフラさせながらも、香港ヴァースのモレイラ・サトノクラウン、香港Cのムーア・モーリス、阪神JFのルメール・ソウルスターリングの見事に弾けた差し脚に目を見張った。どの馬も、馬が最後に弾けるというのはこういうことだと、最良のテキストを見せつけてくれたのだ。
サラブレッドが仕上がった状態というのは、肉体と精神が共にバランスよく完璧なコンディションとなることだ。どちらかが欠ければ、結果にはつながらない。
その意味で、香港で2勝した堀厩舎の陣営も、阪神で勝った藤沢厩舎の陣営も、その仕事ぶりは、プロフェッショナルな成果として称えられるべきだろう。
いいものを見た。
しかし私の体調は、風邪がまだ尾を引いていて、今朝も最悪の状態である。
もどかしい。
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