ここ数年の猛暑の夏とは様相が違って、35℃を超えるような暑さは遅かった梅雨明けから10日ほどしかなかったので、昼の直射日光を簾で避けて、あとは水の管理に気をつけるだけだったが、それでも途中でランチュウ1匹が体調不良で死に、もう一匹が口まわりの皮膚に異常をきたしたので、2%ほどの塩水に移して1日も経つと元通り元気になってくれた。
予想していたことだが、赤ん坊を育てるように、なかなか気を使わせてくれる。
真っ黒の稚魚だったオランダ獅子頭も、今では色がつき始めて、文字通り金魚に変身しつつある。
こうなってくると、飼う面白みも増すというものだ。
この先、山の寒い冬を迎えたときに、さてどうするかという問題は抱えているが、そのときはそのときと楽観している。エサ断ちして2ヶ月ほど冬眠状態にさせる手段もあるようだし・・・。
黒メダカや沼エビとは違って手はかかるが、優雅に泳ぐ姿やエサに寄ってくる愛らしさを楽しむと、愛着すら生まれてくる。
ハラハラドキドキという刺激はないが、ゆったりとした温い時間をピュアな心で過ごしている夏である。それもまたいいのだ。
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