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バリウムを飲んできた~胃の検査


昨日は午後3時頃に早い夕食をとり、その後はコーヒーやプーアール茶や日本茶などの水分補給だけで過ごした。日が変わる頃からは、その水分補給も中止した。

と言うのは、朝10時からバリウムを飲んでの胃の検査の日だったからだ。ちょっと気がかりな胃の不調を主治医に訴えたところ、即検査の予約となり、今日がその日だった。
胃カメラも勧められたが、以前に体験した喉からの胃カメラが、私には、オエッ!オエッ!と冷や汗をかきながらのけ反るような苦痛があったこともあり、とりあえずはバリウム検査にとお願いした次第。

約束の時間に検査が始まった。術着に着替えて、その昔駄菓子屋にあったラムネ菓子のような口の中でシュワシュワッと膨張する粉を含み、それを白い液体で飲み込んでから、次に同じく白いとろっとしたバリウムを飲む。

そして自在に回転する検査台に横になる。指示された通りに右に向いたり左に向いたりするのだが、検査台の上は固くて、あばら骨が1本無い私には、結構しんどい作業だった。途中で、胃酸が多いとバリウムが胃の粘膜に漆喰の壁のようにはきれいに張り付かず、そんな場合には肩に即効性のある筋肉注射がうたれるが、私もうたれてしまった。痛ッ‼

クリアな画像を撮るためには、と何とか身体を右左に動かして、その後15分ほどで終了。思わずホッとした。

ほどなく主治医の診察室に呼ばれて、撮ったばかりの画像を見ながらの診断。主治医は新潟大学出身の元々は胃が専門の内科医だ。何となく眼がいつもより光っている感じ。

ひと通りの画像チェックが終わって、最初の一言。「潰瘍の跡も、癌らしきものもありませんね」
でも主治医の専門分野を考えると、ありませんねと言い終えた後に「残念・・あったらちゃんと治してあげたのに・・」という言葉のニュアンスを感じたのだが、それは杞憂というものだろうか・・?

帰宅して、1日振りの食事をとりながら、ついでにとばかりにウィスキーをショットグラスで3杯。ちょっとばかり検査の結果を心配して、気を使っていた気疲れを回復しようと、そのまま転寝をして、ついさっき起きたばかりだ。

まあ、こんな日があるのも生きている証なのだろう。

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