先月の半ば、ある方から、どうしてもいい彫り駒を見たいというメールでの依頼があり、困った私は以前からの知り合いにお願いして所有されている駒を送ってもらった。
メールでの問い合わせはその後にも別の方からもあり、最近はどうも世の中の彫り駒への関心が高まっているようだ。これもある種の藤井効果の影響なのかも知れない。彼の修行駒は、竹風作の彫り駒だ。
数組の駒が送られてきたのだが、写真の2組がまだ送り返さずに手元にある。1組は縦筋のはっきりとした赤荒柾の錦旗。もう1組は薩摩黄楊古木の大胆な深彫りの彫り駒である。
今朝たまたまじっくりと見直してみたが、作り手の意欲がはっきりと刻まれて、味のある作品になっている。共に特注の駒であるからだろう。
どうせなら、どちらか1組は可能なら私自身が入手したいくらいなのだが、果たしてどうなることやら・・・・。
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