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果たして収束に向かうのか?


この3日間で、事態の収束化が図られたようだ。

1月16日 
40枚にも及ぶ「第3者委員会」報告書要約抜粋が将棋連盟HPに掲載。(ただし草案文章に微妙な修正が施されているとの説もある)しかし、連盟が要請依頼した「第3者委員会」の報告書としては、それなりに信頼に足る資料だった。このことは、昨秋に起こった常務理事・一部棋士らによる騒動が、いかに傍若無人の無理筋だったかを証明している。

1月17日 
竜王戦就位式の席上、竜王が関与を認めたように、三浦九段、スポンサーへの謝罪を口にした。ただし謝罪を述べた後に、その数倍の量でこれからの決意などを語ったので、昨秋挑戦者交代となった珍事で行われた竜王戦自体の正当化と、その上で自分自身が正しく竜王であることの表明に力点があるとしか思われなかった。これでは上辺だけの謝罪にしかならないと多くのファンに思わせてしまったのは、作戦ミスだったろう。
「読売」の関与や動向は、何一つとして明らかにされることはなかった。
 
そして1月18日  
将棋連盟・谷川浩司会長辞任が発表された。騒ぎの渦中に会長職にあった者としての一つの責任の取り方だった。しかし責任問題を問うなら、まだまだ問われるべき存在がいるというのが、心を痛めた多くの将棋ファンの実感だろう。
かつて升田幸三九段による「陣屋事件」などは、名人の権威は尊ぶべきだと心の何処かで考えた升田幸三自身のひたむきな「将棋愛」があったが(名人を香落ち戦に追い詰めていたのだ)、昨秋の某棋士らによる「スマホカンニング疑惑」騒動には、「第3者委員会報告書」に記されているように疑惑の存在はなく、疑惑の根拠すら主観やイライラとされ、そこには「将棋愛」のかけらすら見られなかった。

さて、三浦九段の棋士復帰初戦(竜王戦1組・対羽生戦)も、また棋士ら連盟正会員による臨時総会も明らかになったが、この流れで、果たして信頼を失った感のある将棋界の騒動は収束してくのだろうか?
そのためには、とりあえず清新な会長、裏のない理事たちが、棋士たち自身の手によって選出されるのが、必要十分条件となるだろう。
まあ、私のような部外者は、見守るしかないのだが・・・。でも、見守るのもそれなりのエネルギーが必要となることまで、理解してくれる棋士が、果たしてどれだけいてくれるのかと考えると、確たる答えはなかなか生まれないのが悔しいところである・・・。


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