たまには競馬の話題に触れておこうかと、そう考えた。
触れたくなる理由に気づいたからだ。
札幌、新潟、小倉のローカル競馬から、9月10日に中山、阪神の中央場所に戻ったのだが、それからがこれまでになく特徴的な様相を示し始めたのである。
毎週日曜のメインレースは、秋のG1戦の前哨戦となる重賞が続いていく。中央場所に戻ったここ3週の勝ち馬が、すべて1番人気の強いと目される馬たちだったのだ。
9月11日 中山 京王杯オータムH ロードクエスト (池添謙一)
阪神 セントウルS ビッグアーサー (福永祐一)
9月18日 中山 セントライト記念 ディーマジェスティ (蛯名正義)
阪神 ローズS シンハライト (池添謙一)
9月25日 中山 オールカマー ゴールドアクター (吉田隼人)
阪神 神戸新聞杯 サトノダイヤモンド (C.ルメール)
勝てば、やっぱりなとか、まあしょうがないな、なるほどと、ファンも納得の結果だった。
着差はともかく1番人気の権威は保たれ続けたのである。
たまたまの結果なのか、それとも凱旋門賞の日本バァージョン馬券が今年初めて売られることになったから、競馬は訳が分からないものではなく、強い馬が強く勝つものなんですよ、面白いものなんですよと、レース結果で新しい時代の到来を煽ってくれているのだろうかなどと、逆に猜疑心に駆られてしまうような感じであるのだが・・・。
でも信頼できる1番人気の馬という存在は、長く続ける私のような者には、実は心強い友であるのは間違いない。安心できれば、あれこれ推理に悩む労力も半減できるというものだからだ。
さてさて、こんな状況もいつまで続くやらと、つい深読みしてしまうのが、まだまだ人間ができていない証拠かもしれない。
続くことを期待しているのだが・・・。どうだろう?
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