夏を前にして食欲旺盛で、やはり水の汚れは早くなる。稚魚から飼育を始めて来月でまる2年。落ち着いてからは、真冬にヒーターを設置することもなく室内気温そのままでほったらかしでも健康そのものだ。
明らかに大きくなっているのが判る。でも相撲取りのような貫禄は、2歳では早過ぎるのかまだまだだ。成長するときは、どうもバランス良く全体的に大きくなるのではなく、ときに長さが伸びて少し腹回りが締まり、ときに腹が膨らむとそのときは長さが伸びるのが停滞する。どうもそんな印象で、体は少しづつ大きくなっていくようだ。
この前種類を変えて買った市販のドライフードの質が、どうもイマイチだったことも影響しているかも知れない。
だからまた元に戻してみようかとも考えている。
いずれにせよこれからも水替え作業は、いい環境を与えてやるために続いていく。山の水だからからか、水道の蛇口を回して直接にその水を使っても、ちょうど消毒剤の塩素が消えていて、カルキ抜きをしなくてもそのまま使えるのは何よりである。
おそらく山の麓にある浄水場からの水道水は、長い距離を山登りしてくる間に配管の中で塩素成分を失くしてしまうからなのだろう。だからそのまま飲んでも自然水のようでおいしいし、水の中で生き抜く金魚たちにも幸せの源となる。清貧な山暮らしの中での、ごくごくささやかな贅沢と言えるのかも知れない。
そうか、私は水に関してはリッチマンなのか・・フーン、そうなのか・・・。いや待てよ。森の中で息づく木々たちが光合成で提供してくれる酸素もフレッシュで、空気も美味いと言えば美味い。それも考えようによっては大きな贅沢だ。
まあ、水と空気が提供してくれる部分くらいは、優雅に暮らすのもいいだろう。
でもね、人間て奴は、水と空気だけじゃ生きていけないから、それが問題なんだが・・・・。
ともあれ、私の4匹の金魚たちは元気であります。
ついでながら、腹に卵をつけた外のメダカたちの卵を取って、別の盥桶に移したところ、すぐに何匹ものメダカたちが孵化して成長して、今は元気に育ってもいます。この子たちは2018年産のヴィンテージになってくれるでしょう。
この夏は餌やりと水替えで忙しくなりそうです。
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